基本的な使い方
まずは、duコマンドの基本的な使い方を確認しましょう。
ディレクトリのサイズを表示する
以下のコマンドを実行すると、指定したディレクトリのサイズが表示されます。
du /path/to/directory
例として、ホームディレクトリのサイズを確認する場合は次のように入力します。
du ~
人間が読みやすい形式で表示する
-hオプションをつけると、KB、MB、GBといった単位で表示され、より直感的に理解しやすくなります。
du -h /path/to/directory
例えば、ホームディレクトリのサイズをわかりやすく表示するには次のようにします。
du -h ~
特定のディレクトリの合計サイズを表示する
-sオプションを使用すると、ディレクトリ全体の合計サイズのみを表示できます。
du -sh /path/to/directory
これは、個別のファイルやサブディレクトリの詳細を省略し、全体のサイズだけを知りたいときに便利です。
応用編
ディスク使用量の多いフォルダを特定する
ディレクトリ内のファイルやサブフォルダのサイズを一覧で確認したい場合は、以下のコマンドを使用します。
du -ah /path/to/directory | sort -rh | head -n 10
このコマンドは、指定したディレクトリ内で最も容量を消費している上位10個のファイルやフォルダを表示します。
特定のファイルタイプのサイズを確認する
例えば、特定の拡張子(.logファイルなど)だけのディスク使用量を確認したい場合は、以下のようにfindコマンドと組み合わせて使用します。
find /path/to/directory -name "*.log" -exec du -ch {} + | grep total$
特定の深さまで表示する
-dオプションを使うと、指定した階層までのディレクトリサイズを表示できます。
du -h -d 1 /path/to/directory
例えば、ホームディレクトリ直下のフォルダのサイズだけを知りたい場合は次のようにします。
du -h -d 1 ~
まとめ
duコマンドは、Linuxのディスク使用量を把握するために非常に便利なコマンドです。基本的な使い方から応用まで、今回紹介したコマンドを活用して、効率的にストレージ管理を行いましょう。
ぜひ試してみてください!
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