Linuxを使用していると、システムをシャットダウンしたり再起動したりする場面が多くあります。その際に便利なのが「shutdown」コマンドです。本記事では、初心者向けにshutdownコマンドの基本的な使い方から応用例まで詳しく解説します。
shutdownコマンドとは?
shutdownコマンドは、Linuxシステムを安全にシャットダウンまたは再起動するためのコマンドです。適切なオプションを指定することで、即時シャットダウンや特定の時刻でのシャットダウンを実行できます。
基本的な使い方
システムをシャットダウンする
以下のコマンドを実行すると、システムがすぐにシャットダウンされます。
shutdown -h now
一定時間後にシャットダウンする
例えば、10分後にシャットダウンするには以下のコマンドを使用します。
shutdown -h +10
指定した時刻にシャットダウンする
特定の時刻にシャットダウンしたい場合は、「hh:mm」の形式で時刻を指定します。例えば、22:30にシャットダウンするには次のようにします。
shutdown -h 22:30
システムを再起動する
shutdownコマンドには、システムを再起動するオプションもあります。
shutdown -r now
また、10分後に再起動する場合は以下のようにします。
shutdown -r +10
シャットダウンをキャンセルする
shutdownコマンドを実行した後にキャンセルしたい場合は、以下のコマンドを使用します。
shutdown -c
ユーザーにメッセージを表示する
シャットダウン前にログイン中のユーザーにメッセージを送ることも可能です。
shutdown -h +5 "システムメンテナンスのため、5分後にシャットダウンします"
まとめ
shutdownコマンドを使えば、システムのシャットダウンや再起動を簡単に管理できます。適切なオプションを活用して、スムーズなシステム運用を目指しましょう。
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